2007/09/28
陸前高田市で行われた、広田湾の水質環境シンポジウムのニュースです。
■広田湾から地域社会を考える
広田湾で起こっている問題から地域社会の維持・発展を考えようというシンポジウムが今日、陸前高田市で開かれました。
シンポジウムでは、広田湾で起きている「磯焼け」による漁業不振や、生態系の変化の実例が発表されました。
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[2006-08-26 配信]
配信元:IBC NEWS (IBC 岩手放送)
磯焼けとは、海中の海藻類が消失し、海底の岩の表面が白色又は紅色の石灰質の岩肌となる現象で、簡単に言えば、海の砂漠化だそうです。
海岸付近の環境の変化もそうですが、森・川の水質の変化も影響するそうです。
水をきれいにしてくれる海草・海藻が枯れ、それを食べて育つ生物や成育場として育つ稚魚が死滅したという実例が各地であるそうです。
地域の人たちの「森・川・海をきれいに守ろう!」という小さな心がけがもっと必要だと思います。